機械、電気、土木、建築、生産部門、農業施設などの専門分野では、だいぶ前からCAD図面を使うのがあたりまえです。この流れは今後も変わらないでしょう。でも変わろうとしているものもあります。
それは、CADソフトウェアを持っていない人にCAD図面を見せる際に、PDFファイルに変換して見てもらう慣習です。これがいよいよ終わりを告げようとしています。
最大の原因は、スマホの普及です。スマホユーザが以下のようなPDFへの不満を述べています。
スマホの狭い画面でCAD図面・PDF図面を見るには、すばやい表示が欠かせませんが、PDFは表示が始まるまで時間を要するなど、もたもたとした閲覧になりがちです。スマホのウェブブラウザで複雑なPDF図面を見ようとすると、ブラウザが止まる(ハングする)ことがあります。そうなると、PDFファイルをダウンロードして、PDFビューアアプリを起動しないと見られません。Android OSのスマホの多くは、PDFビューアアプリがプリインストールされていないので、インストール方法がわからない人はサイズの大きなPDFを見られません。
ということで、スマホ時代のいま、CAD図面を見てもらうためにPDF以外の新しいやり方が必要です。もちろん、ちゃんとあります‼︎
SVGやHTML5フォーマットでCAD図面を見る
HTML系の新しい規格HTML5とSVGを使うと、ウェブブラウザでCAD図面を表示できます。とくにSVGは、線や文字の位置や形状を精密に描画することができるので、CAD図面どおりにブラウザ画面に表示できます。
スマホ/タブレット/PCの主要なウェブブラウザは、だいぶ前からHTML5/SVGをサポートしています。すでに企業や出版社の多くが電子カタログ(デジタルブック)や電子書籍の表示にHTML5/SVGを利用しているので、実績も十分です。
CAD図面をスマホで見せるならBuildVu
- スマホの標準ブラウザで閲覧できる
- 表示が速い・早い
- ベクター表示・ドロー画像だからクッキリ
- ビューアアプリのインストール不要
- ブラウザの検索機能で図面内のテキスト検索ができる
- 表示するページだけダウンロードするからパケ代節約
変換ツールでPDFからHTML5/SVGに移行
すでにネットにPDFを載せているという企業・役所の場合には、PDF→HTML5/SVG変換ツールBuildVu(ビルドビュー)を使って、PDFファイルからHTML5/SVGファイルに変換すれば、簡単な作業でPDFからHTML5/SVGに移行できます。
下図はBuildVuを使って、PDFの建築図面をSVGに変換した実例です。下図(左)はiPhoneの標準ブラウザSafariの画面キャプチャです。下図(右)はWindows10のChromeでの画面キャプチャです。
いずれかをタップ/クリックすると、お使いの端末がスマホ/タブレット/PCのいずれであろうとも、SVG描画の図面を表示できます。線や文字が拡大しても太らないことや、縮小してもつぶれにくいことをお試しください。
AutoCADからPDF? Jw_CADからPDF? Fusion 360 からPDF? DraftsightからPDF? SOLIDWORKS からPDF? Inventor からPDF? ARCHICADからPDF? いえいえ、CAD図面をネット閲覧用にウェブ公開するなら、PDFの代わりにSVGやHTML5フォーマットの方が閲覧者に喜ばれます。いまこそ換える時期です。
BuildVuはビジネス品質のPDF→HTML5/SVG変換ツールです。お使いのPDF図面を使って、どのように変換されるかや、どのように閲覧できるかを実際にご確認いただけます(末尾をご覧ください)。
BuildVuについて
BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
PDFからHTML5/SVGへの変換入門は、こちらをご覧ください
ぜひ今すぐにBuildVuで、あなたのPDFファイルをHTML5に変換してみてください。変換と専用ビューアでの閲覧をこちらからお試しいただけます(メールアドレスの登録不要、無料です)。
BuildVuオンラインコンバーター※1
「オンラインでPDFからHTMLに変換」
※1 開発元のIDRsolutions社と株式会社インターワークの提供するサービスです。