スマホやPCで見るカタログや冊子を作るツール
デジタルブック/電子ブック、デジタルカタログ/電子カタログ、イーブック/ebookといろいろな呼び方がありますが、おおざっぱにまとめると「印刷物として配布するカタログ・取扱説明書・チラシ・本/雑誌などをスマホやPCなど電子機器で見る」ことです。使うツールやシステム全体、またはできあがったコンテンツを指しています。
ここではデジタルブックをすべての総称として話を進めます。
結論優先で、デジタルブック制作ツールを探している方は、いますぐ弊社のBuildVu(ビルドビュー)をお試しください。オンラインの無料トライアルで、即座にお手持ちのPDFをデジタルブックに変換してご確認いただけます。
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デジタルブック制作ツールに重要な4つのポイント
デジタルブック制作ツールを探すときに必ずチェックしてほしいのが、下記の4ポイントです。
デジタルブック制作ツールを選ぶ際に重要視すべき4つのポイント
- 正確な変換
レイアウトが複雑で図表が多くても、印刷物とそっくりに再現できるか?
建築土木や機械、電気電子の図面もズレることなく正確か?
日本語の縦書きに対応? ルビ(ふりがな)も対応? - 高機能なビューアが付属
便利に使いたい人向けに、目次や検索などの機能付きビューアアプリが付属?
標準搭載のWebブラウザだけでも見られる? (ビューアなし閲覧対応?) - コピペ不可に対応
コンテンツ内容を守るためテキストのコピペ不可にする機能はある? - 手軽にも高度にも利用できる
制作の手順・・・クラウドサービスがある? 社内のPC/サーバで変換できる?
制作サービスの提供・・・第三者のために制作する事業に使える?
独自システム化・・・ビューアを改造できる? 自社システムに組み込める?
まず基本となるのは、デジタルブック化する際に使う制作ツールです。紙版を電子化することが多いでしょうが、紙のカタログや雑誌は、DTPアプリで制作して印刷工程に回します。デジタルブック化するときは、DTPアプリでPDF形式に保存して、そのPDFファイルを変換してデジタルブックにするのが普通です。CADアプリで作図した図面も、CADアプリでPDF形式に保存してから変換します。ワード/パワーポイントなどのMSオフィスで制作した場合も、PDF形式に保存して変換します。つまりPDFで保存できるアプリなら、デジタルブック化はスムーズにできます。
正確に変換できることは、なにを置いても重要です。観光ガイドや家電カタログのような複雑なレイアウトを扱うなら、同じ見た目に変換できるか確かめましょう。図面を扱うならズレたら大問題になりかねません。細かい部分もズレなく変換できるか確かめましょう。縦書きの日本語が苦手なツールもあります。ルビ(ふりがな)にきちんと対応しているかもチェックしたいものです。
閲覧ツールもお忘れなく
デジタルブックでは、見る側が使うツール「閲覧ツール」についても考えておく必要があります。最近の多くのデジタルブックは、スマホやPCに標準インストールされているWebブラウザだけで見られるようになっています。つまり閲覧ツールなしでも最低限の閲覧はできます。
でも、次のようなことがありますよね? いずれもPDFを見るときにPDFビューア(たとえばAdobe Acrobat Reader)では、あたりまえのように使っている機能です。
見開き(2ページを左右に並べて)で見たい
目次から探したい
サムネール(ページの縮小表示)から探したい
語句のテキスト検索をしたい
特定ページに素早く飛びたい
閲覧ツールがこれらの機能を担当します。具体的にはビューア(アプリ)です。多くは、デジタルブック制作ツールの一部として提供されます。機能はさまざまですので、必要なものがあるかを確認しましょう。確認を忘れがちなのは、閲覧者がわざわざインストールするタイプか、コンテンツ閲覧と同時に自動的に読み込まれる(インストール不要)なタイプかです。インストール不要でないと利用のハードルが上がります。
コピペ問題はぜひとも解決しておきましょう
デジタルコンテンツは「コピーさせたくない」という用途が多くあります。逆に文例集などでは、コピーさせたい用途もあります。デジタルブック制作ツールがコピペの可否を設定する機能を持っているか確認しましょう。
文字フォントをバラバラの線に分解することで、文字フォントも文字コードも含まないデジタルブックを生成してテキストのコピペを防ぐ製品もあります。
デジタルブック制作サービスの業務用に使える?
デジタルブック制作ツールをはじめて利用する際にハードルが低いのは、ネットで変換してくれるサービスです。PDFファイルをネットで登録すると自動変換してくれるネットサービスもあれば、人手を介して変換作業をしてくれる会社もあります。
一方で、自社のPCやサーバに変換アプリをインストールして、独自に変換できるツールもあります。変換の回数が多かったり、発表前の製品情報の秘密を守りたい場合には、このやり方でしょう。
デジタルブック制作ツールの用途は、企業や役所での社内利用でしょうか? それともデジタルブック制作そのものを請け負う印刷会社やWeb制作会社での利用でしょうか?
もともと紙版はデザイン会社や印刷会社が制作しているでしょうから、電子版もそうした業者が受注したいでしょう。電子版はネットで提供するでしょうからWeb制作会社やアプリ制作会社が扱うこともあるでしょう。
デジタルブック制作を業務として請け負うなら、業務利用についてのライセンス(契約条項)が整っている製品を選ぶと間違いがありません。変換すること自体をビジネスにしたい場合、①技術面で、それが可能なツールか、②契約面で、第三者への変換機能の提供はどこまで可能か、③独自性をどこまで出せるかを確認しましょう。
変換サービスを提供する場合、ネットで受け取って、変換して返すところまで自動化するなら、サーバやインターネットでの動作(機能面と契約面)と、サーバソフトウェアとの連携機能の確認が必要です。
競合サービスへの競争力を高めるために、独自の工夫を盛り込めるかが重要なこともあるでしょう。例えば、ビューアにサービス名を表示して存在をアピールできますか? 教育ツールのタブレット端末にビューアを組み込んだりできますか? 社内の業務端末に、こうした機能を組み込みたいこともあるでしょう。システムインテグレータやソフトウェア会社なら、そうした組み込みサービスができることはセールスポイントになります。
企業や役所のみなさま、印刷会社・Webデザイン会社のみなさま、BuildVuを使ってデジタルブックの制作をしてみませんか? 変換ツールBuildVuなら、正確な変換と付属ビューアによる快適な閲覧ができます。第三者のためのデジタルブックを制作する業務利用のライセンスも用意しています。
まずはお手持ちのPDFファイルをオンライン変換して、結果をぜひご自身でお確かめください(無料。メールアドレスなどの登録は不要です。末尾の手順もご覧ください)。
付録
デジタルブック/電子ブック、デジタルカタログ/電子カタログ、イーブック/ebookの微妙な違いについてまとめてみました。
デジタルブックとは? 電子ブックとは?
辞書や書籍などを専用機器やパソコンで見るアプリや機器を指す用語として、1980年代の後半から使われています。言葉として、見る仕組みとして普及したのは1990年代末からです。いまでは幅広いコンテンツを電子機器やネットで見る総称的な用語になっています。
デジタルカタログとは? 電子カタログとは?
カタログやチラシを配布して閲覧する仕組みとして1990年代半ばから普及し始めました。ページ数のあるカタログは、探しやすくするための目次・索引・検索を付けるなど、カタログならではの機能が強化されていることが多いです。スーパーなどの新聞チラシをそのまま電子化するとPCなどで見づらいので、高度なズーム機能を搭載したり、複数ページに分割する電子チラシツールがあります。
イーブックとは? ebookとは?
書物の電子化として、言葉的には1990年代半ばから普及しています。単行本の電子化のイメージが強く残っていますが、いまではそれに加えて、企業や役所の発行する白書(ホワイトペーパー)などの、ある程度まとまった文書もイーブックと呼んでいます。
BuildVuについて
BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
PDFからHTML5/SVGへの変換入門は、こちらをご覧ください
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※1 開発元のIDRsolutions社と株式会社インターワークの提供するサービスです。