PDFを処理するプログラミングは難しい、は誤解
PDFファイルに操作を加えるシステム開発はハードルが高いと感じるエンジニアが多いようです。たしかにPDF規格は複雑で、日本語の参考資料は少ないです。PDFファイルからテキストを抜き出そうにも、表示とは異なる順番で文字データが入っており、文字コードとは異なる体系で記録されています。
ても、お手上げになる必要はありません。PDFを扱うソフトウェア開発に使えるライブラリーやSDKがあります。PDFを取り扱うプログラミングやシステム開発で、“あんなことをしたい”と思ったときに使える開発ツールを、用途から見た、いわゆる逆引きインデックスでご案内します。
分野 | PDF関連のシステム開発でやりたいこと | 役立つツール |
---|---|---|
変換 |
PDFをHTML5に変換したい PDFをSVGに変換したい | BuildVu |
コピー防止 | PDFをコピペ不可なHTML5/SVGに変換したい | |
フォーム | PDFをHTML5フォームに変換したい | FormVu |
Java |
Javaアプリに組み込めるPDFビューア、PDFリーダーが欲しい JavaでPDF内の画像(BMP, HEIC, JPEG, JPEG2000, PNG, TIFF, WebP)を変換したい JavaでPDF内のテキストを抜き出したい JavaでPDFを扱うSDKがほしい | JPedal |
画像SDK |
Javaで画像ファイル(BMP, HEIC, JPEG, JPEG2000, PNG, TIFF, WebP)を扱えるSDKがほしい JavaでRGB以外のカラースペースを扱えるSDKが欲しい JavaでHEIC画像を扱えるSDKが欲しい | JDeli |
やりたいこと
PDFをHTML5に変換したい
PDFをSVGに変換したい
PDF→HTML/SVG変換ツールBuildVuがお薦め
PDFよりHTMLやSVGの方がシステム開発の自由度が大きくなります。
Webシステムの中にPDFを併存させると、Web(HTML)ファイルとPDFファイルに、それぞれ異なる処理を加える二重の開発が必要です。PDFをHTMLやSVGに変換してから処理をして、一度で済ませたいものです。
そんなとき役立つシステム開発ツールがBuildVu(ビルドビュー)です。PDFと変わらない見た目に変換できます。これは言うは易しですが、実現するのはなかなか難しいことです。BuildVuは、建築図面などのズレが致命的になる文書、レイアウトが複雑な雑誌、縦書きの日本語の書籍など、プロの業務に密着した分野で利用されています。
変換精度のご確認は無料のオンラインコンバータで、いますぐお試しいただけます。
BuildVuオンラインコンバータはこちら(無料、メルアド登録などは不要)
やりたいこと
PDFをコピペ不可なHTML5/SVGに変換したい
PDF→HTML/SVG変換ツールBuildVuがお薦め
サイトでPDFを見せたいが、コピーや保存や印刷はさせたくない――こんなニーズは多くあります。PDFのままだと手軽にやれることは限られますが、HTMLやSVGに変換してWebブラウザで閲覧してもらうように変えれば、いろいろな対策ができます。そもそもPDFファイルを扱わなくなるので、ファイルごと持っていかれて流出してしまう事態をなくせます。
ここで役立つのがBuildVu(ビルドビュー)です。SaaS方式の変換サービスを利用すれば、自社でサーバの手配をする必要もなく、すぐにリーズナブルな価格でPDF→HTML/SVGの変換を利用できます。もちろん自社のサーバ/PCやクラウドにインストールして変換したり、社内システムの一部として組み込むこともできます。
やりたいこと
PDFをHTMLフォームに変換したい
PDFをHTML5フォームに変換するFormVuがお薦め
フォームの自動処理では、サイトで入力したWebフォームとPDFフォームという2系列が併存する不便があります。解決策として最も将来性のありそうなのは、PDFフォームをHTML5フォームに変換してから、すべてをWebフォームとして処理する手法でしょう。
そのためにはPDFフォームを正確にWebフォームに変換することが求められますが、FormVu(フォームビュー)なら正確な変換を実現できます。
やりたいこと
Javaアプリに組み込めるPDFビューア、PDFリーダーが欲しい
JavaでPDF内の画像(BMP, HEIC, JPEG, JPEG2000, PNG,
TIFF, WebP)を変換したい
JavaでPDF内のテキストを抜き出したい
JavaでPDFを扱うSDKがほしい
Javaで記述されたPDFビューア&SDKのJPedalがお薦め
Javaでの開発に親和性の高いPDF開発ツール(SDK)をお探しならJPedal(ジェイペダル)がお薦めです。①Javaで記述したPDFビューア/PDFリーダーと、②PDF内の画像やテキストの抜き出し、ファイル形式の変換という、2方向での機能を提供します。
やりたいこと
Javaで画像ファイル(BMP, HEIC, JPEG, JPEG2000, PNG,
TIFF, WebP)を扱えるSDKがほしい
JavaでRGB以外のカラースペースを扱えるSDKが欲しい
JavaでHEIC画像を扱えるSDKが欲しい
Javaで画像処理するためのSDKのJDeliがお薦め
多くの画像フォーマットを扱えるJava開発ツール(SDK)ならJDeli(ジェイデリ)をお薦めします。HEICのような最新フォーマットにもすばやく対応しています。RGB以外のカラースペースも扱えるので、広色域画像を扱う処理などにも利用できます。
PDFソフトウェア開発のためにPDFライブラリーやPDF開発ツール(SDK)をお探しのみなさま、ここで紹介した製品は弊社が日本総代理店として販売しています。PDFのシステム開発、Javaプログラミングのお供として、ぜひご検討ください。
BuildVu、FormVu、JPedal、JDeliをシステム開発やプログラミングに利用するための情報はこちらをご覧ください (BuildVuは詳細な日本語の紹介ページがあります。それ以外の製品の日本語ページは作成中で、開発元の英語ページとなります)。技術的なことから費用面まで、ご質問・ご相談もこちらからお寄せください。
取り扱い製品について
PDF規格は複雑なうえに、過去からの積み重ねで非常にわかりにくくなっています。PDF連携ソフトウェアの開発では、英国IDRsolutions 社のPDF関連製品(変換ツール、ライブラリ、ソフトウェア部品など)を、ぜひご検討ください。
IDRsolutions はPDF関連ツールを20年以上に渡って開発・提供し続けています。PDF分野の老舗企業として、世界中の企業や公的機関にご活用いただいています。
日本では株式会社インターワークがIDRsolutions社の日本総代理店として取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。
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