Java PDFライブラリーは、機能も品質もさまざま
Java開発案件でPDF開発ライブラリー(SDK)を選ぶ場合、PDFにまつわる“危険ポイント”を理解したうえで取り組む必要があります。「PDFは公開規格だからオープンソースやフリーのものでいいや」とか「有料版ならどれでも同じでしょ」といった安易な判断をすると、あとで困ったことになりかねません。安心確実な開発のためにはどうしたらよいかを紹介しましょう。
Java PDF開発ツールを選ぶときの注意点
1. PDF規格のどこまで対応しているか?
トラブル防止には
・要件を洗い出して必要な機能があるか確認する
・期待通り動作するか、購入前に動作テストをする
2.PDFの読み書きトラブルが出にくいか?
トラブル防止には
・日本語・各国語を正しく表現できるか確認する
・導入時やトラブル対応のサポート体制・品質を確認する
注意点① PDF規格のどこまで対応しているか?
PDF規格は幅広い機能を持っており、多くの開発ツールは一部の機能にしか対応していません。PDF規格は定義があいまいな部分があり、解釈の違いにより、生成するPDFファイルの中身が違います(とくに過去バージョンのPDF規格で目立ちます)。
まず、その開発案件が必要とするPDFの機能は“どこ”なのかを確認しましょう。例えば帳票(フォーム)や、画像の抜き出し・フォーマット変換、テキスト検索など、用途によって重視する機能が大きく異なるので要注意です。
PDFの読み込みを行なうなら、過去バージョンのPDFの読み込みにも対応しているかや、いろいろなPDF生成アプリが書き出したPDFファイルを問題なく読み込めるかを確認しないといけません。
PDF開発ツールを選ぶときには、カタログスペックで機能の有無を判断するだけでは不十分です。テストデータを用意して、目の前で動作させて確かめる慎重さが求められます。
注意点② PDFの読み書きトラブルが出にくいか?
前述の繰り返しになりますが、PDFは範囲が広く方言も多い規格です。一般論としては、よく使われている開発ツールを使うことでトラブルを避けやすくなります。
ただし日本特有のトラブルも2種類あります。ひとつ目は、縦書きやルビ(ふりがな)といった日本語にまつわるものです。海外製の開発ツールの中には日本語向けの機能がないとか、期待通りの動作にならないものがあります。
逆のトラブルも起こります。日本製の開発ツールだと、国際的な表記(英語など)が期待通りにならないことがあります。世界でも日本でも使われている開発ツールを選ぶといいでしょう。
ふたつ目はサポートの重要性です。現実問題として、PDF規格の解釈の揺れで起こるトラブルはごくまれに発生すると思っておく方が安全です。原因を究明して対策するには開発元からのサポートが必要です。日本国内で日本語でのサポートが得られて、海外に開発元があるなら、そちらとの連携もできるサポート体制を提供していると安心です。
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