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PDFが引き起こす、ウェブサイトにおける5つの深刻な課題

PDFの悩みを一気に解決!BuildVu(ビルドビュー)が実現する、次世代のドキュメント戦略とは?
レイアウトを保ったまま、検索性やモバイル対応を実現。社内の膨大な情報資産を、誰もがアクセスしやすいHTMLに自動変換。BuildVuで、ビジネスに眠れる情報の力を呼び覚ましましょう!
PDFが引き起こす、ウェブサイトにおける5つの深刻な課題

PDFコンテンツを整理して掲載しているつもりが、実は利用者に不便を強いていました

多くの企業や組織は、重要な情報資産をPDFで管理し、ウェブサイトに掲載することで、情報の整理と共有を図っています。PDFでまとめたコンテンツは、管理しやすい一方で、利用者にとっては不便な面があります。例えば、検索性が低く目的の情報に辿り着きにくい、閲覧するまで時間がかかる、モバイル端末で読みづらいなどの不便さを利用者に強いることになり、せっかくの情報資産が十分に活用されていないのが現状です。

利用者にとっての不便は、主に以下のかなり深刻な5つの課題が挙げられます。

PDFの5つの課題

1 検索エンジンで見つけにくい Googleなどの検索エンジンはPDFのコンテンツを十分にインデックス化できないため、PDFに含まれる重要な情報が検索結果に表示されにくくなります。
2 検索結果が表示されない PDFが検索結果に表示されても、ユーザーがそのリンクをクリックすると、関連性の低い最初のページが開かれ、検索キーワードで自分が探した情報か確認ができません。
3 閲覧まで時間がかかる PDFをクリックすると、ファイル全体をダウンロードしなければ閲覧できません。特に大容量のPDFの場合、ユーザーは長い待ち時間を強いられます。
4 欲しい情報に到達しにくい PDFは常に最初のページが開かれるため、ユーザーは目的の情報を探すために検索やスクロールを繰り返さなければなりません。しかも、PDFの検索機能は使い勝手が悪いことが多く、ユーザーの負担になっています。
5 複数PDFによる非効率とストレス ユーザーが複数のPDFから情報を探す必要がある場合、上記の課題がさらに顕著になります。PDFを次々と開いては探す作業は、ユーザーにとって非常に非効率的で、ストレスフルな体験となってしまうのです。

PDFとHTMLの長所と短所

PDFとHTMLは、それぞれ得意不得意な分野があります。PDFは印刷クオリティに優れていますが、ウェブでの扱いには不向きです。HTMLはウェブとの親和性が高く、モバイルフレンドリーですが、印刷時のレイアウトが崩れやすいという課題があります。

以下の表は、インターネットの環境におけるPDFとHTMLに変換した場合の違いを表しています。

機能・効果 PDF BuildVuで変換したHTML
印刷 高品質な印刷が可能 印刷は可能だが、レイアウトが崩れる可能性がある
拡大縮小 可能 可能
ウェブ上での検索 検索エンジンによるインデックス化が限定的 検索エンジンに最適化され、検索結果に表示されやすい
モバイル環境での閲覧 ファイルサイズが大きいと、表示に時間がかかる ページ単位で最適化されるので、表示が速い
ブラウザーの閲覧 専用リーダー以外では操作性に制限がある 専用ビューアにより、快適な閲覧と検索が可能
テキストの選択・コピー 可能 可能。ページ単位のテキストデータも利用可能
アクセス解析 詳細なアクセス解析が困難 ページ別のアクセス解析が可能
ウェブページへの埋め込み 難しく、PDFリーダーが必要。一般的にはリンクで対応。 容易に埋め込み可能で、リーダーが不要。
閲覧制限 パスワードでの制限が可能 HTMLのみでは実装するのが難しいが、サーバの設定で可能
ファイルサイズとダウンロード方式 ファイルサイズは圧縮される。閲覧にはファイル全体をダウンロードする必要がある ファイルサイズはPDFと同程度。必要なページのみダウンロードして閲覧できる
テキストのコピーの禁止 可能 可能
印刷の禁止 パスワード設定で可能 JavaScriptの設定で可能 *1
ダウンロードの禁止 Web公開されたものは難しい JavaScriptの設定で可能 *1
古いバージョンのファイルの流通 過去にダウンロードされたPDFファイルが古いバージョンのまま出回るリスクがある Web掲載することで、常に最新のバージョンのコンテンツを提供できる
動的コンテンツ 例:MAツールなど 動的コンテンツの追加が困難 HTMLを編集することで、動的な要素を追加できる
ドキュメントの保管 可能 難しい

*1 この方法では、簡易的にコピーや印刷、ダウンロード(ブラウザーによる保存)を防ぐことができます。ただし、この手法では技術を持つ人には突破できてしまいます。なお、保存できてもBuildVuで変換したHTMLの場合はキャッシュされている数ページのみが保存対象となります。

上記の表をまとめると、PDFは印刷物としての利用や、重要な文書の長期保管に適しています。一方、BuildVuでPDFから変換したHTMLは、ウェブでの情報公開や検索、モバイル端末での閲覧に最適化されており、ユーザーがコンテンツに素早くアクセスできるようになります。

PDFとHTMLのベストミックスで、最適な情報発信を

用途に合わせて、PDFとBuildVuで変換したHTMLを使い分けることが大切です。両者の長所を理解し、ユーザーにとって最適な形でコンテンツを提供することが、効果的な情報発信につながります。

PDFのハイブリッド化のすすめ

前述のように、PDFとHTMLそれぞれの強みを生かし、それをウェブサイトに反映し、PDFとHTMLを組み合わせる方法を、私たちは「PDFのハイブリッド化」と呼んでいます。

PDFをHTMLに変換することは意外と大変

ところが、PDFをHTMLに変換する従来の方法では、PDFの情報を完全にWeb上で再現することは難しいという問題があります。まず、PDFのデザインやレイアウトを忠実に再現するのは至難の業です。PDFには、複雑な構成やグラフィック、フォントなどが使われていることが多く、それらをHTMLで再現するには膨大な手間がかかります。そのため、多くの場合、デザインやレイアウトを簡略化せざるを得ず、元のPDFとは異なる見た目や要約したものになってしまうのです。

専用の変換ソフト「BuildVu」ビルドビュー

しかし、BuildVuを導入すれば、この課題を解決できます。BuildVuは、PDFを自動的にHTMLに変換し、元のレイアウトや情報を忠実に再現します。手作業は不要なため、変換のコストと時間を大幅に削減できるのです。つまり、BuildVuを使えば、PDFコンテンツの価値を損なうことなく、Web上で活用することができます。

BuildVuとはどんなソフト?

BuildVuは、Javaを基盤とした汎用性の高いプラットフォームで、様々な環境で動作させることが可能です。高精度な変換エンジンを搭載しており、PDFのレイアウトや書式をそのままに、検索やデバイスフレンドリーなHTMLを生成します。

■BuildVuの動作環境

BuildVuはJava対応プラットフォームで動作し、クラウドやDocker経由のデプロイ、複数言語のサポートにより、システム開発が柔軟かつ効率的に行えます。

また、Windows PCでは無料の変換ソフト「かんたんBuildVu」を使うことで、誰もが簡単にPDFをHTMLへ変換することができます。

実行環境のタイプ
対応プラットフォーム・環境
ローカルマシン
JavaがインストールされたPCやMac
アプリケーションサーバー
Tomcat, Payara, Jetty, GlassFish
クラウドデプロイメント
AWS, Microsoft Azure, Google Cloud Platformなど
コンテナデプロイメント
Dockerを使用した環境
プログラミング言語のサポート
API経由でのJava, Python, PHPなど多くの言語で利用可能
■BuildVuの機能と特長

BuildVuの機能は、シンプルなPDFの変換にとどまりません。最先端の技術を駆使し、PDFに埋もれた情報資産を、使いやすく価値あるHTMLコンテンツへと生まれ変わらせます。

BuildVuを活用したPDFのハイブリッド化の実践

では、実際にBuildVuを使うとどうなるのでしょうか。以下のサンプルはBuildVuで変換したHTMLを閲覧用に、そして、印刷や保管用にPDFのダウンロードが可能にした例です。2番目の通信白書では、実際のPDFにもリンクして閲覧出来るようにしていますので、どうぞ、BuildVuで変換したHTMLとの表示の違いを体験してください。

■ハイブリッド化の表示例

MADE WITH CREATIVE COMMONS

MADE WITH CREATIVE COMMONS
クリックするとHTMLで表示
クリックするとPDFをダウンロード

令和5年版情報通信白書

IT-WHITEPAPER

MANAGEMENT COMMUNICATION

MANAGEMENT COMMUNICATION

閲覧ボタンを押すと、BuildVuで変換したHTMLが開きます。印刷・保管のボタンを押すと、PDFをダウンロードします。PDFで閲覧では、PDFにリンクし、PDFが開きます。

HTMLに変換することで、例えば、情報通信白書の「プラットフォームの動向」のページから読みたい場合に、たとえ何ページにあるかが分かっていても、PDFではPDFがダウンロードされて表紙が開きますが、閲覧ページでは正しいページがすぐに開きます。
例:プラットフォームの動向のページを表示
https://docs.intwk.co.jp/BV/ICT_WhitePaper_2023/?page=141

ご覧のように、HTMLに変換することで、直接該当するページにすぐリンクできます。このことは、第三者へ情報を伝えるには非常に有効な手段です。また、PDFを開く場合とHTMLで閲覧する場合と操作感やスピードなどの閲覧性の高さを実感いただけると思います。

BuildVuで変換されるHTMLはいわゆる「レスポンシブデザイン」ではありません。しかし、スマートフォンでも十分にコンテンツを閲覧できる操作性や表示速度を提供します。

さあ、さっそく試してみましょう!

BuildVuを試す方法には二つのオプションがあります。一つ目は、すぐにお手持ちのPDFファイルを変換できる「オンラインコンバータ」です。この方法では、PDFファイルがどのように変換されるかを手軽に確認できますが、書き出されるHTMLファイルに制限がかかります。二つ目は、「無料トライアル」を通じて、実際のJavaソフトウェアを試用することができます。

ぜひ今すぐにBuildVuで、あなたのPDFファイルをHTML5に変換してみてください。変換と専用ビューアでの閲覧をこちらからお試しいただけます(メールアドレスの登録不要、無料です)

BuildVuオンラインコンバーター※1
https://www.idrsolutions.com/ja/online-pdf-to-html5-converte

※1 開発元のIDRsolutions社の提供するサービスです。

また、実際のソフトウェアの無料トライアルは、以下のトライアルボタンからお申し込みください。

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    PDFを「見せたい」なら、HTMLへの変換が大事!

    ビジネスの現場で、顧客やパートナーに「見せたい」PDF資料があることは多いでしょう。営業資料、研究結果、提案資料、調査レポートなど、PDFは一貫した見た目で情報を伝えるのに優れています。しかし、PDFには閲覧環境やデバイスによって使いにくさを感じることもあります。例えば、混み合った通勤電車の中で見込み客がスマートフォンで資料を確認しようとしても、PDFでは快適に閲覧できないかもしれません。そんなときに役立つのが、BuildVuを活用したPDFからHTMLへの変換です。

    タグ付きPDF入門:試して分かった!AI活用とアクセシビリティ

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    PDFの基礎から応用まで開発者のための入門ガイド2024年版

    PDF の仕様や活用方法など、開発者に必要な情報がコンパクトにまとめました。初めてPDFを扱う開発者にも分かりやすく、基礎から応用までカバーしているため、PDF のポテンシャルを最大限に引き出し、アプリケーション開発やドキュメント管理の効率化を図るための手引きとなるでしょう。技術的な側面に興味がある開発者だけでなく、ビジネスでPDFを有効活用したい方にもおすすめの一冊です。

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