Custom Interfaces

JPedalには、特殊な状況向けに、ユーザがプログラムのある側面をその機能で置き換えることを可能にするメソッドが含まれています。JPedalはこれを実現するためのメソッド呼び出しとインターフェースのセットを提供します。

仕組み

PdfDecoderのaddExternalHandler(Object newHandler,int type)メソッドでは、定義済みのインターフェースを実装した独自のオブジェクトを渡すことができます。

このオブジェクトが設定されると、JPedalによって特定の箇所で内部的に呼び出され、特定の関数を置き換えたり、拡張したりできます。

いくつかの値は内部的に使用され、ここには記載されていません。推奨値は以下の通りです：

• Options.CustomMessageOutputはViewerの一般的なメッセージをすべて無効にすることができます。newHandlerオブジェクトはorg.jpedal.external.CustomMessageHandlerを実装する必要があります。Viewerコードに例があります。
• Options.CustomFormPrint により、ユーザはフォームウィジェットの印刷を制御することができます。このメソッドは各値に対して呼び出され、JPedalがウィジェットを印刷すべきかどうかを示すブール値が返されます。オブジェクトnewHandlerは  org.jpedal.external.CustomFormPrint を実装する必要があります。
• Options.ExpressionEngineを使用すると、ユーザは自分のコードをJavascriptバリデーションにリンクすることができます。オブジェクトnewHandlerはorg.jpedal.objects.javascript.ExpressionEngineを実装する必要があります。
• Options.FormFactoryにより、ユーザはフォームウィジェットを独自のものに置き換えることができます。オブジェクトnewHandlerはorg.jpedal.objects.acroforms.creation.FormFactoryを実装する必要があります。
• Options.ImageHandlerにより、ユーザは画像デコード関数にアクセスすることができます。newHandlerオブジェクトはorg.jpedal.external.ImageHandlerを実装する必要があります。org.jpedal.examples.handlers.ExampleImageHandler.javaに例があり、Viewerサンプルで有効にするコードがあります。
• Options.ShapeTrackerは、PDF内のShapeが作成される際にアクセスする方法を提供します。オブジェクトnewHandlerは、org.jpedal.external.ShapeTracker.Optionsを実装する必要があります。
• Options.RenderChangeListenerは、ページがレンダリングまたは更新されたときに監視する方法を提供します。このリスナーは、ページが変更されたときを監視する便利な方法でもあります。オブジェクトnewHandlerはorg.jpedal.external.RenderChangeListenerを実装する必要があります。

重要なお知らせ

この機能は商用クライアント向けのサービスとして提供されています。公式APIの一部ではなく、変更される場合があります。IDRsolutions Ltdとご相談の上ご利用ください。