家電メーカーのサイトには取扱説明書PDF、役所のサイトには各種手続きPDFが載っています。そのそばに「PDFが開けないときは」とか「PDFが見られないときは」という案内も、よく見かけます。FAQ(よくある質問コーナー)にも対処方法が載っています。
こうした案内を見慣れたせいか、不思議に思うことがなくなっていました。「PDFを開けないときは」という案内を載せるのは親切だとすら思い込んでいました。HTML5/SVGを知るまでは…。
「PDFが開けないときは」の案内が必要なことが不親切
「PDFが開けないときは」の案内は、親切なんかではありません。案内が必要になること自体が不親切なのです。なぜなら、情報を探してサイトにたどり着いた人に、こんどはPDFの開き方まで調べさせるという理不尽な仕打ちをしているからです。場合によっては、端末の設定を変えたり、PDFビューアアプリをインストールするように求めたり、かなりの手間を要求しています。
もしこれがネット通販サイトだったら、PDFの商品案内が見られないお客さまの多くが、別のショップサイトに行ってしまうでしょう。手間がかかればカゴ落ちが起こるのは当然です。
紙の印刷物と同じ体裁の情報をネットで提供できるメリットから、PDFはよく使われてきました。そうできるのがPDFぐらいだったので、見られない人が出るのはしょうがないと、いままでは妥協してきたわけです。
「PDFが見られないときは?」を不要にする方法
しかし、ここ何年かで状況は変わりました。新しいHTML規格であるHTML5とSVGが普及し始めて、印刷物なみの精度で文字や図形をブラウザで表示できるようになりました。電子書籍やデジタルブック(電子カタログ)の業界でもHTML5/SVG方式で表示するものが増えています。
同時に、PDF文書をHTML5/SVGに変換するツールも増えてきました。その中にはPDFの“見た目”をそのままに変換することが売り物のツールもあります。
つまり、これまでPDFで公開していた取説や行政文書などを、変換ツールでHTML5/SVGに変換し、サイトに掲載するというシンプルな手順でよくなります。閲覧するユーザ側では、端末が標準搭載しているブラウザだけで閲覧できます。PDF不要なので「PDFが見られない人へ」という案内もいりません。
PDF変換の分野で約20年の歴史を持つIDR Solutions(英国)が開発したBuildVu(ビルドビュー)は、PDFの体裁そのままで文書も図面も正確にHTML5/SVGに変換するPDF変換ツールです。DTPやCADの日本語版アプリで出力したPDFもキチンと変換できます。タテ書き、ルビ付きの日本語にも、もちろん対応しています。
下図は、典型的な操作解説書の一部です。BuildVuでの変換前後で、見た目の違いはありません。
下図は、建築図面(ベクター画像)をBuildVuで変換した例です。細部まで正確に変換されています。
取説をPDFに? 行政文書をPDFに? それなら、新しいHTML技術を使って「PDFが見られない」問題を根本的に解消してみませんか? HTML5/SVGは今後もHTML規格の主流として長く利用されるでしょう。PDFからHTML5/SVGに乗り換えたり、HTML5/SVGについて調べてみる価値は十分にあります。
お使いのPDFファイルをHTML5/SVGに変換して、表示の正確性や端末ごとの表示の違いなどをご自身でお試しいただくことができます。ぜひ下記でご案内しているBuildVuオンラインコンバーターでご確認ください。
BuildVuについて
BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
PDFからHTML5/SVGへの変換入門は、こちらをご覧ください
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BuildVuオンラインコンバーター※1
「オンラインでPDFからHTMLに変換」
※1 開発元のIDRsolutions社と株式会社インターワークの提供するサービスです。