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ビューアの機能をカスタマイズする
作成日2024年1月11日
最終更新日2024年1月11日
ビューアのカスタマイズは、JPedalActionHandlerインターフェイスを使用して、 既存のビルトイン機能を独自の機能に置き換えることができます。
ここでは、JPedalActionHandlerを実装し、ビューアに組み込んで既存の機能を置き換える方法を説明します。
独自のJPedalActionHandler 実装の作成
JPedalActionHandlerには、リンク先のコマンドがトリガーされたときに呼び出されるメソッドが一つあります。
public void actionPerformed(SwingGUI currentGUI, Commands commands);
このメソッドでは、すべてのGUIコンポーネントとコントロールを保持するSwingGUIのコピーと、Viewer APIでコマンドをトリガできるコマンドを受け取ります。
このメソッドで、指定されたコマンドのカスタムハンドリングを書き出します。
例えば、カスタムURLをシステムのデフォルトブラウザで開く実装を以下に示します。
JPedalActionHandler helpAction = new JPedalActionHandler() {
public void actionPerformed(SwingGUI currentGUI, Commands commands) {
try {
java.awt.Desktop.getDesktop().browse(new URI(("https://myWebsite.com/support/")));
} catch (final Exception e) {
LogWriter.writeLog("Exception attempting launch browser: " + e);
}
}
};
既存の機能の上書き
JPedalActionHandlerの実装を作成したら、Viewer.addExternalHandler(Object newHandler, int type)を使用してそれらをビューアに渡す必要があります。
ビューアは2種類の外部ハンドラを使用することができます。FormsActionHandler と JPedalActionHandler の2種類で、org.jpedal.external.Options クラスで提供されるint値を使用して指定します。
Map入力には、置き換えたいコマンド整数をキーとして、実装したいJPedalActionHandlerのマップを指定します。
上の例の続きで、Commands.HELPのアクションをJPedalActionHandlerの実装で以下のように置き換えることができます。
Map actions = new HashMap();
actions.put(new Integer(Commands.HELP), helpAction);
viewer.addExternalHandler(actions, Options.JPedalActionHandler);