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変換メモリの制限の設定
作成日:2024年4月17日
最終更新日:2024年4月17日
機能
このオプションは、各変換スレッドの最大メモリを指定することができます。これを設定する際には、利用可能な RAM の量と、これを同時変換の数でどのように分割するかを考慮する必要があります。この機能は1つの設定プロパティによって制御されます。
- conversionMemoryLimit – 各変換スレッドの最大メモリ(MB単位)
設定方法
アプリケーションサーバーを実行しているサーバー上に、以下のJavaプロパティファイルを作成します(もしまだ作成していない場合)。
{user.home}/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties
このファイルに、以下のキーと値のペアを追加(キーがすでに存在する場合は更新)します。
- conversionMemoryLimit – この値は
1
から2
,147
,483
,647
の間で指定できますが、変換される文書の内容に応じて、256
から4096
の間が妥当な範囲でしょう。
例:conversionMemoryLimit=1024
デフォルト値
デフォルト値は1024
(MB) です。値が指定されていない場合、または無効な値が指定されている場合は、既定のJava値が使用されます。
Dockerでの使用方法
独自のプロパティファイルをDockerイメージに提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントする必要があります。これは、docker runコマンドに以下を追加することで行います。
--mount "source=/path/to/properties/directory/buildvu-microservice.properties,target=/root/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties,type=bind"