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BuildVuはフォントをどのように処理しますか?

PDFファイルを作成する際、作成者はPDFファイル内に埋め込むフォントを選択することができます。

ほとんどのPDFファイルは、プラットフォーム間で一貫した外観を保証するため、埋め込まれたフォントを含んでいますが、PDFファイルサイズを縮小するため、Times New Romanのような一般的なフォントの埋め込みを避けることもよく行われています。

フォントのライセンスには、(SIL Open Font Licenseのような)寛容なものもあれば、より制限的なものもあります。フォントにどのようなライセンスがあるのかをプログラムで知る信頼できる方法はありません。多くのフォントライセンスはインターネットよりも古いため、何が許可され、何が許可されないかについて明確な答えがないことがよくあります。

BuildVuはどのテキストモードを使用するかによってフォントの扱いが異なります。

shapetext_nonselectableモードでは、BuildVuはフォントをSVGやJpegで画像として表示し、フォントファイルの書き出しを回避します。このモードではテキストの選択はできません。(コピーができません)

shapetext_selectableモードでは、BuildVuはフォントのライセンスに抵触しない形でテキストデータを書き出すことに加えて、フォントをSVGやJpegで画像として表示します。このため、テキストの選択が可能になります。(コピーができます)書き出されるテキストはテキストの幅情報のみを持つ独自のフォントで書き出されます。

realtext モードでは、BuildVu は埋め込まれているフォントファイルを変換の一部として書き出します。なお、この場合変換するPDFに使用された文字ファイルのみが書き出されます。

PDFファイルが埋め込まれていないフォントを使用している場合、BuildVuは以下のオープンソースフォールバックフォントのいずれかを使用します: Liberation Serif、Liberation Sans、Noto Sans Condensed、Noto Sans Symbols2、Tex Gyre Cursor、GNU Unifont、Anton

埋め込みフォントがPDFファイル内の複数のページで共有されている場合、BuildVuはそのフォントのコピーを1つだけ書き出します。

BuildVuが類似した名前の複数のフォントファイルを書き出す場合は、PDFファイルが同じ名前の異なるバージョンのフォントを保存しているか、フォントが複数のグリフを同じ抽出値にマッピングしているためです(この場合、フォントの新しいコピーが必要になります)。

 


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