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LibreOfficeのパス設定
作成日:2023年8月16日
最終更新日:2023年8月16日
機能
このオプションでは、PDF 以外のファイルを扱うときに LibreOffice を実行するフルパスを指定できます。
指定すると、マイクロサービスはこの値を使用して LibreOffice を呼び出し、Office ドキュメントを PDF に変換します。
この機能は LibreOffice がインストールされている必要があり、そうでない場合は非 PDF ファイルは変換されません。この機能は 1 つの設定プロパティによって制御されます。
- libreOfficePath – 実行ファイルを含む LibreOffice へのパス、または LibreOffice がパス上にある場合は実行ファイル名
設定方法
まず、idr-microservice-storage からモジュールをビルドする必要があります。ビルドしたら、buildvu-microservice/lib
ディレクトリに jar を置き、buildvu-microservice war ファイルをビルドします。
アプリケーション・サーバーを実行しているサーバー上に、以下のJavaプロパティファイルを作成してください(もしまだ作成していない場合)。{user.home}/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties
このファイルに、以下のキーと値のペアを追加する(キーがすでに存在する場合は更新する)。
- libreOfficePath – LibreOffice のパスを文字列で指定します。
例:libreOfficePath=soffice
デフォルト値
値が指定されていない場合、または無効な値が指定されている場合は、以下のデフォルト値が使用されます。
libreOfficePath=soffice
注意 – Libreofficeがインストールされていないか、パスがLibreofficeの実行ファイルを指していない場合、PDF以外のファイルは変換されません。
Dockerでの使用方法
独自のプロパティファイルをDockerイメージに提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントします。これには、docker runコマンドに以下を追加します。
--mount "source=/path/to/properties/directory/buildvu-microservice.properties,target=/root/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties,type=bind"